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日本貿易保険とヴァーレ社との保険引受枠設定のための覚書の締結について


2008年5月14日
独立行政法人 日本貿易保険(NEXI)

独立行政法人日本貿易保険(NEXI:理事長 今野秀洋)は、2008年5月14日にブラジル連邦共和国の世界有数の鉱物資源開発会社であるCompanhia Vale Do Rio Doce(呼称Vale:ヴァーレ)との間で、Valeの資源開発関連プロジェクトを支援するべく、上限US20億ドルの保険引受枠(資源エネルギー総合 保険と海外事業資金貸付保険を前提)を定めた覚書(Umbrella Note of Mutual Understanding)を締結しました。

1.背景

Valeは今後5年間で約US590億ドルのブラジル国内外の資源関連開発を計画。NEXIはValeとの間で2008年1月29日に相互協力協定 (MOU)を締結し、具体的にValeの開発プロジェクト案件の中から我が国あるいは本邦企業への裨益につながる可能性のある案件の情報交換を行うととも に、Valeの鉱物資源開発を支援する保険引受の枠組みを検討し、今般双方で合意に至りました。

2.本覚書締結の目的

今回の覚書を締結することにより、Valeの資源開発プロジェクトを推進する体制が整備され、迅速かつ円滑な対応を可能とし、本邦企業による鉱物資源(鉄 鉱石、ニッケル、アルミ関連、石炭など)開発の権益確保及び資源引取の機会が拡大され、資源の安定確保につながることが期待されます。

 

 

 

【Vale】

Vale(旧CVRD:リオドセ)は1942年に設立された世界最大の鉄鉱石生産会社。社長はRoger Agnelli(ホジェール アネェリ)。鉄鉱石以外にも、ニッケル、マンガン、銅、ボーキサイト、アルミナ、アルミニウムなどの生産を行っている。ブラ ジル国内では鉄鉱床で世界最大規模になったカラジャス地域等を保有し、鉄鉱石以外にもマンガン、銅等を生産。ブラジル国外でも多角的に事業展開しており、 2006年10月にはカナダのニッケル生産大手インコを買収(現在、ヴァーレ インコ)した現在、世界有数の資源開発企業。

 

【調印式】

この覚書締結にあたり、Valeのアネェリ社長一行が来日され、5月14日午後、都内のホテルにて調印式が行われました。

調印は、甘利経済産業大臣をはじめ、経済産業省やVale等の関係者が見守るなか、Valeのアネェリ社長とNEXIの今野理事長との間で行われました。

また、本調印式においては、国際協力銀行(JBIC)も金融支援に関する覚書を締結するとともに、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)も鉱物資源に係る戦略的パートナーシップに関する覚書を締結しました。

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