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フィリピン共和国政府発行の円建て私募債に対する海外事業資金貸付保険の付保について


2001年11月26日

独立行政法人 日本貿易保険(NEXI)

独立行政法人日本貿易保険は、12月14日に発行される、期間10年、総額500億円のフィリピン共和国政府発行の円建て私募債に対して、元金及び利息の 97.5%を限度として、海外事業資金貸付保険を付保することを決定いたしました(スキーム図参照)。債券発行によって調達される資金は、フィリピン国内の 道路等産業基盤の整備事業に充てられます。

米国テロ事件以降新興市場国への投資が冷え込む中、日本貿易保険がフィリピンの政治リスクとフィリピン政府の信用リスクをカバーすることで、本邦の民間資 金を環流させることが可能となりました。また、フィリピンにとっては、現在のフィリピンのサムライ債の流通価格に比較して3%程度の資金調達コスト削減が 可能となっています。この資金によってフィリピン国内の産業基盤が整備され、日・比両国の貿易・投資が今後さらに促進することが期待されます。

本件は、1998年12月のマレーシア政府向け、1999年4月のタイ石油公社向けに続き、債券発行に対して海外事業資金貸付保険を付保する3件目の案件です。また、日本貿易保険としては初の案件です。

 

(参考)

  1. 本邦企業関係
    富士銀行  (ジョイント・リード・アレンジャー & コーディネーター)
    野村証券  (ジョイント・リード・アレンジャー)
    大和SMBC証券  (コ・リード・アレンジャー)
  2. 債券の発行条件
    発行額 500億円
    期間 10年
    金利 固定1.8845%
    償還 期日一括償還
    公募・私募の別 適格機関投資家限定私募債
    発行通貨 円建て


  3. 保険内容
    保険契約の内容 海外事業資金貸付保険(貸付金債権等)
    保険価格 元本500億円+利子
    てん補範囲 フィリピンの非常および信用リスク
    付保率 非常97.5%
    信用90.0%
    保険責任期間 10年

 

<スキーム図>

フィリピン共和国政府発行の円建て私募債に対する海外事業資金貸付保険の付保について

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上

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