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メキシコ/Tuxpan(トゥクスパン)Ⅲ&Ⅳガス焚き複合火力発電所プロジェクト向け
貿易一般保険引受の決定


2003年3月31日

独立行政法人 日本貿易保険(NEXI)

独立行政法人 日本貿易保険は、スペインのユニオン・フェノッサ社グループが推進するメキシコでの1,000MWクラスのTuxpan Ⅲ&Ⅳガス焚き複合火力発電所プロジェクトにおいて、三菱商事株式会社・三菱重工業株式会社が輸出する発電機器(ガスタービン・蒸気タービン・発 電機等)の納入に関わるファイナンスにつき、貿易一般保険を引き受ける決定をいたしました。

本プロジェクトは、ユニオン・フェノッサ社の海外事業部門がメキシコに特別目的会社を設立し、当該特別目的会社がComision Federal de Electricidad("CFE"、日本語名:メキシコ電力委員会)との間で25年間の売電契約を締結し、電力を供給するもので、所謂IPP(独立系 発電事業)案件と言われるものです。

本プロジェクトの推進により、本邦商社・メーカーが輸出する高性能な発電機器の操業を通じて、より効率的な発電所の運営が期待できることから、メキシ コにおける電力不足解消のみならず、同国の電力コストや環境負荷の低減化にも貢献できます。また、今後の本邦企業によるメキシコ向け大型発電プラントの輸 出拡大にも寄与します。

今般、三菱商事株式会社・三菱重工業株式会社が機器の輸出並びに現地での土木・据付工事を行い、日本貿易保険は国際協力銀行と市中銀行(東京三菱銀 行、ドイツ銀行東京支店、等)が融資する320百万ドルのうち128百万ドルに対して貿易一般保険(中長期貸付契約)を引き受け、Non-L/G(相手国 政府による保証の差し入れ無し)で非常危険及び信用危険を填補します。

日本貿易保険として、本プロジェクトは日本貿易保険の前身である旧通商産業省貿易保険課が引受を行ったものを含め、メキシコにおける4件目のIPP案件の中長期案件の引受となりますが、信用危険を填補するのは本プロジェクトが初めてとなります。

 

(参考)

  1. 本邦関連企業
    三菱商事株式会社
    三菱重工業株式会社
    東京三菱銀行
    ドイツ銀行東京支店


  2. 保険内容

保険契約の内容 貿易一般保険(中長期貸付契約)
融資形態 バイヤーズ・クレジット
融資先 Fuerza y Energia de Tuxpan, S.A. de C.V.
融資金額 US$320,000,000.00
うち市中銀行分 US$128,000,000.00-
てん補範囲 非常危険および信用危険
付保率 非常危険97.5%、信用危険50%
保険責任期間 約15年

以上

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