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オマーン/ソハール製油所プロジェクト向け貿易一般保険の付保について


2003年12月17日

独立行政法人 日本貿易保険(NEXI)

独立行政法人日本貿易保険は、オマーン国政府(大蔵省)が出資するSohar Refinery Company (SRC) が実施するソハール製油所プロジェクトにおいて、日揮株式会社が実施する製油所のプラント輸出・建設業務に関わるプロジェクト・ファイナンスにつき、貿易 一般保険を引き受ける決定をいたしました。国際協力銀行と市中銀行(東京三菱銀行等)が融資する523.8百万ドルのうち261.9百万ドルに対して貿易 一般保険(中長期貸付保険)を付保します。相手国政府の保証が入らないプロジェクトファイナンス案件としては、初めて信用危険を95%てん補します。

本プロジェクトは日量116,400バーレルの規模のプラントで、同国保有の天然資源を高付加価値の石油製品に加工し、輸出することで同国の外貨収益 の向上を図ることを目的とし、周辺地域の発展のみならず、オマーン国全体の発展の中で重要な位置を占めており、同国にとって極めて重要なプロジェクトとい えます。

また、本件は、本邦企業が単独でオマーン国で行う初めての大型プロジェクトファイナンス案件であり、本邦金融機関が市中銀行団の幹事銀行を務めるな ど、本邦企業がプロジェクト全体で重要な役割を担っており、日本のプラント輸出及びファイナンス供与の観点から意義深いプロジェクトといえます。

 

(参考)

  1. 本邦関連企業
    日揮株式会社
    東京三菱銀行(幹事銀行)、オーストラリア・ニュージーランド銀行東京支店、ビーエヌピーパリバ銀行東京支店、クレディアグリコル・インドスエズ銀行東京 支店、香港上海銀行東京支店、みずほコーポレート銀行、ソシエテ・ジェネラル銀行東京支店、三井住友銀行、バイエリッシュ州立銀行東京支店、スタンダード チャータードバンク東京支店


  2. 保険内容

保険契約の内容 貿易一般保険(中長期貸付保険)
融資形態 バイヤーズ・クレジット
融資先 SRC
融資金額 US$ 523,800,000
うち市中銀行分 US$ 261,900,000
てん補範囲 オマーンの非常危険及びSRC社の信用危険
付保率 非常危険97.5%、信用危険95%
保険責任期間 約14年

以上

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