トピックス

本邦企業によるアルジェリア向け原油生産設備の輸出を支援


2001年10月 5日

独立行政法人 日本貿易保険(NEXI)

独立行政法人日本貿易保険は、アルジェリアの国営石油公社、ソナトラック社が計画している原油生産設備の建設について、日揮株式会社による関連設備の輸出に関わる本邦からの融資に対して、5日付けで貿易保険を引き受ける決定をした。

本プロジェクトは、ソナトラック社と欧米の石油企業が共同で、アルジェリア・ウールード地区の油田開発を行うもので、日揮株式会社が伊藤忠商事株式会社と 丸紅株式会社の協力の下、原油生産設備の建設を受注し、この建設資金を国際協力銀行と本邦の民間銀行団が協調して融資する仕組み。融資総額は約214億円 で、このうち、民間銀行団が融資する約86億円について、日本貿易保険がアルジェリアの非常リスクとソナトラック社の信用リスクをカバーし、本邦からの輸 出を支援する。

また、従来、ソナトラック社向けの案件については、アルジェリア政府の「政府保証」を前提に保険を引き受けてきたが、アルジェリア政府が「ソナトラック社 の債務に対しては支払保証を行わない」旨の政策決定を行ったことから、ソナトラック社の信用リスクをカバーすることとした。

日本貿易保険は2001年4月に独立行政法人として発足したことに伴い、経済界からの要望に応え、このような相手国政府からの支払保証のない案件のリスクカバーを拡大することを表明しており、4月以降4件目となる。

 

(参考)

  1. 本邦企業関係
    日揮株式会社(輸出者)、伊藤忠商事株式会社、丸紅株式会社(ファイナンス組成)


  2. 保険内容
    融資形態 バイヤーズクレジット
    (国際協力銀行と本邦民間銀行団との協調融資)
    貸付金額 約214億円
    うち、本邦民間銀行団が約86億円を融資
    てん補範囲 アルジェリアの非常リスク及びソナトラック社の信用リスク
    保険責任期間 約5年


以上

前のページへ戻る