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日本貿易保険とウクライナ輸出入銀行の協力のための覚書の締結について


2009年3月25日

独立行政法人 日本貿易保険

独立行政法人日本貿易保険(NEXI:理事長 今野秀洋)は、2009年3月25日にウクライナ輸出入銀行 (Ukreximbank:Joint Stock Company The State Export-Import Bank of Ukraine)との間で、両国の貿易や投資を支援・促進するための協力の枠組みを構築し、貿易保険及び輸出信用保証の分野における協力のための覚書 (MOU:Memorandum of Understanding)を締結しました。
署名式は、訪日中のティモシェンコ・ウクライナ首相を始めとする関係者のご臨席の下、3月25日の午後、東京にて行われました。このMOUの締結により、両機関のみならず、日本及びウクライナ両国間の友好、パートナーシップの更なる発展が期待されます。

1.背景

今般の国際金融危機下において、貿易金融の充実は世界経済の最重要課題の一つであり、公的輸出信用機関(ECA(Export Credit Agency))は、このような状況下で貿易を支える最も重要な機関です。
NEXIは、従来より、各国ECAとの協力のためにMOU締結など相互の協力の推進に積極的に取り組んできたところですが、今般、ウクライナ輸出入銀行(参考)の強い要請を踏まえ両機関の協力のためのMOUの締結を行うこととなりました。

 

(参考)ウクライナ輸出入銀行(Ukreximbank)の概要
ウクライナ輸出入銀行は、株式の全てをウクライナ政府が保有するウクライナの政府系金融機関であり、ウクライナ政府の保証により外国金融機関からの借り入れを行える唯一の機関(資本金・資産面ではウクライナで上位5位に入る規模。利益面では第3位。)。
米輸銀、Euler Hermes、COFACE、SINOSURE等世界の主要な35の輸出信用機関(ECA)から直接借り入れ及び保証銀行として認定を受け、連携関係を維持。
また、同銀行は、その輸出入支援活動が認められ、昨年10月、輸出信用機関の国際機関であるベルン・ユニオン(BU)・プラハクラブに加盟。
なお、同銀行は、2005年10月、JBICとのグローバル・バンクローンを締結しており、その市中銀行からの融資についてはNEXIが貿易保険の付保を行っている。

2.覚書の概要

  1. 本覚書は、NEXIとウクライナ輸出入銀行が、日本とウクライナ間の大規模プロジェクトの実現に向け、貿易や投資を支援・促進するための協力の枠組みを構築し、貿易保険及び輸出信用保証分野における情報交換及び協力体制を強化することを目的としています。
  2. 両機関は、関係者の合意の下に情報共有を行い、それぞれの国または第三国における協力可能なプロジェクトを提案し、その実現に向けた具体的な協力形態の合意を目指します。
  3. その基礎的な活動として、具体的な付保案件やカントリー分析に関する専門知識や経験の共有、関心のある分野の協力拡大に関する意見交換を行い、職員研修、相互訪問等を実施します。

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