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チリ/サンティアゴ市バス網整備プロジェクトに対する海外事業資金貸付保険の付保について


2006年3月23日

独立行政法人 日本貿易保険(NEXI)

独立行政法人日本貿易保険(略称:NEXI、理事長:今野秀洋)は、Inversiones Alsacia S.A.、Su-bus Chile S.A.、Express de Santiago Uno S.A.の3社が行うチリ共和国サンティアゴ市のバス網整備プロジェクトに対する本邦金融機関からの融資に対して、海外事業資金貸付保険を引き受ける決定 をいたしました。本プロジェクトの融資契約は、2006年3月22日に締結されました。
サンティアゴ市においては、多数の中小零細事業者による無秩序なバス運行が安全面、環境面で社会問題化するなど、都市交通網の整備がチリ政府の最重要課 題の一つとなっています。本プロジェクトはチリ政府の実施する『サンティアゴ市内交通システム統合・近代化プロジェク ト』(”Transantiago”)の一環であり、サンティアゴ市内のバス路線を基幹5路線、支線10路線に集約し、乗客サービス・安全性・労働環境・ 環境影響の大幅な改善を目指す事業です。保険対象貸付契約は、入札によって営業権を取得したバス運行事業者のうち、基幹路線の3事業者を対象とした貸付契 約となります。

本邦とチリとの間では、2005年11月18日の小泉首相とラゴス大統領との首脳会談において、EPA(経済連携協定)/FTA(自由貿易協定)の締結 交渉を開始することが合意されています。本案件は、チリの公共交通インフラ事業を支援するものであり、今後のEPA/FTA交渉環境の促進及び、日本と チリとの更なる経済関係の強化に資するものと期待されます。

 

(参考)

  1. 本邦関連企業
    香港上海銀行 東京支店 (幹事行)
    三井住友銀行


  2. 保険内容
保険契約の内容 海外事業資金貸付保険(貸付債権等)
融資先 Inversiones Alsacia S.A.
Su-bus Chile S.A.
Express de Santiago Uno S.A.
 
融資金額 100百万米ドル
てん補範囲 非常危険および信用危険
付保率 非常危険 97.5%、信用危険 95%
保険責任期間 12年

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