トピックス

イエメン共和国/イエメンLNGプロジェクト向け
貿易代金貸付保険の引受について


2008年5月20日

独立行政法人 日本貿易保険(NEXI)

独立行政法人日本貿易保険(略称:NEXI、理事長:今野秀洋)は、イエメン共和国において仏TOTAL(オ ペレーター・操業主体者)社等がスポンサーとして実施する総プロジェクトコスト約48億ドル(うち総借入金額約28億ドル)のLNG(液化天然ガス)プラ ント及びパイプライン、上流関連設備建設事業(イエメンLNGプロジェクト)向けプロジェクト・ファイナンスに対して、貿易代金貸付保険の引受を決定しま した。2008年5月19日に銀行団とプロジェクトの実施主体であるYemen LNG Company Ltd.との間で本プロジェクトに係わる融資契約が締結されました。
本プロジェクトは、イエメン共和国のMarib油・ガス田から産出される天然ガスを、同国沿岸Balhafま で輸送する総延長約325kmの天然ガスパイプライン及びBalhafにて天然ガスを液化するプラントを建設し、Maribから同パイプラインにて Balhafまで運搬された天然ガスを液化した上で輸出するものです。本プロジェクトにおいて、イエメン共和国はMarib油・ガス田に賦存する天然ガス を有効利用し、外貨収入の増大及び現地雇用の創出を図っており、同国にとって大変意義のある案件と言えます。
独立行政法人日本貿易保険(NEXI)は、市中銀行(株式会社三菱東京UFJ銀行等)が国際協力銀行と協調融 資する200百万ドルのうち市中銀行分80百万ドルに対して、非常危険97.5%、信用危険95%の付保率で、貿易代金貸付保険を引き受けます。また、本 プロジェクトには、仏Coface(フランス貿易保険会社)、韓K-EXIM(韓国輸出入銀行)も直接融資又は保証/保険といった信用補完措置を供与します。
本プロジェクトへは、日揮株式会社等がLNGプラント等の輸出者として、また株式会社三菱東京UFJ銀行がNEXI・JBICトランシェの幹事銀行として参画しています。
日本貿易保険はバイヤーズ・クレジットの活用により引き続き本邦企業によるプラント輸出案件を金融面で支援いたします。

 

(参考)

  1. 本邦関連企業
  2. 輸出者 日揮株式会社、他
    貸出人 株式会社三菱東京UFJ銀行(NEXI・JBICトランシェの幹事銀行)、株式会社三井住友銀行、シティバンク銀行株式会社、BNPパリバ銀行東京支店、ソシエテジェネラル銀行東京支店、ロイヤルバンクオブスコットランド銀行東京支店、INGバンク東京支店、株式会社みずほコーポレート銀行
  3. 保険内容
保険契約の内容 貿易代金貸付保険
融資形態 バイヤーズ・クレジット
融資金額 US$200,000,000
うち市中銀行分 US$80,000,000
てん補範囲 イエメン共和国非常危険、
イエメンLNGプロジェクトの信用危険
付保率 非常危険97.5%、信用危険95%
保険責任期間 約16年
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