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カザフスタン国営原子力公社(KAP)との貿易保険引受枠設定のための協力協定の締結について


2007年5月 1日

独立行政法人 日本貿易保険

独立行政法人日本貿易保険(NEXI 今野秀洋理事長)は、4月30日、カザフスタン国営原子力公社カズアトムプロム(KAP ジャキシェフ社長)との間で協力協定を締結しました。
この協力協定は、我が国企業のウラン引取が確保されるKAP向け融資を対象として、5億ドルの資源エネルギー総合保険の引受枠を設定することを主な内容としています。資源確保のための貿易保険の引受枠の設定は、今回が初めての試みです。

1.協力協定締結の背景

ウランに対する国際的な需要が増大する中で、我が国にとっても重要なエネルギー資源であるウランの供給を安定的に確保することが、ますます大きな課題となっています。
こうした中、日本貿易保険は、一昨年から今年にかけて、カザフスタン国営原子力公社カズアトムプロム(KAP)からのウラン引取・権益取得に係る案件3件について貿易保険を引き受けてまいりました。

2.協力協定締結の目的

今般の協力協定は、こうした背景を踏まえ、KAP向けに資源エネルギー総合保険の引受枠を設定することによりその円滑な資金調達を支援し、併せて我が国へのウランの安定的な供給を確保することを目的としています。

3.協力協定の内容

我が国企業のウラン引取が確保されるKAP向けの融資を対象に、資源エネルギー総合保険(注)の引受枠5億ドルを設定することを主な内容としています。
注: 4月より引受を開始した新しい貿易保険。鉱物資源、エネルギー資源の引取、権益取得のための投資や融資を対象に、保険料の従来比最大▲75%の引き下げ、填補リスク範囲の拡大等の優れた商品性を実現するもの。

 

資源エネルギー総合保険の適用により、KAPにとっては保険料が従来より大幅に引き下げられるなど資金調達コストの削減につながります。またこの引受枠の設定により、個別案件の審査の簡素化による迅速な保険引受が可能となります。
資源確保のための貿易保険引受枠の設定は本件が初めてとなります。NEXIとしては、引き続き、我が国の重要な課題である資源エネルギーの安定的な供給確保に向けて、積極的に取り組んでいきたいと考えています。

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【調印式の様子】
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(於:カザフスタン共和国 アスタナ)

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