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日本貿易保険の発足にあたって


2001年4月 1日

独立行政法人 日本貿易保険(NEXI)

2001年4月1日、日本貿易保険の発足にあたり、理事長荒井寿光より次のメッセージが全職員に送られました。

「日本貿易保険(NEXI)の発足を、職員の皆さんとともにお祝いし、準備に当たられた皆さんのご苦労に心からお礼を申し上げます。
NEXIに期待されている機能は、日本企業の海外事業(輸出・海外投資・海外貸付)を支援することです。10年前までは、共産圏の国はきちんと支払いを してくれました。貿易保険の引き受けの判断も外国政府や銀行の保証があるかが重要な要素でした。しかし、今や東西の壁がなくなり、国際的にも社会資本整備 の民活化が普及し、外国政府は以前ほど保証を出しません。
こんな意味で「21世紀はリスク・コントロールの時代」であり、貿易保険の重要性は増しており、NEXIの役割は大きくなっています。

このような状況の中で、新たに発足するNEXIとして、3つの目標を掲げましょう。
第1の目標は、世界一の貿易保険になることです。
世界には48の貿易保険機関がありますが、良い保険機関は、引受が速く、料率が適正で、事故が起きたときに支払いが早いところです。日本の貿易保険は、引 き受け金額は世界一ですが、質とスピードは、残念ながら世界一ではありません。今回、いろいろな分野から優秀な人に集まって頂いたので、力を合わせれば NEXIは世界一になれます。
第2の目標は、日本一の独立行政法人になることです。
57の独立行政法人は、評価委員会でサービスや質の向上、業務の効率化、財務の健全化の面から評価を受けます。これらの視点はNEXIの目指す方向と同じです。せっかく、評価を受けるなら、日本一を目指しましょう。
第3の目標は、職員の皆さんの人生にとって意義ある職場を作ることです。
人生にとって意義ある職場とは、(1)社会人生活を振り返ったときに、懐かしく思い出せる職場、(2)家族・友人に誇れる職場、(3)朝、気持ちよく出勤 できる職場です。NEXIはいろいろな出身の人が交流し、切磋琢磨する場ですから、友人の輪を広げていただければ、人生の宝になるでしょう。

さて、私たちNEXIに期待されていることは何でしょうか。
第1は、専門家集団になることです。保険・貿易・国際金融・国際ビジネスの一流専門家になり、180人のチーム・ワークで総合力を発揮することです。
第2は、「お役所仕事」から「お客様第一」に気持ちを切り替えることです。お客様の発展があってこそ,NEXIの発展があります。
第3は、スピードを上げることです。「ビジネスはスピード」と言われます。遅いことはお客様が困るだけではなく、NEXIにとってコスト増加要因です。スケジュール管理や効率処理によりスピードが上がります。
第4は、情報通信システムを活用することです。計算機能だけでなく、データベース機能や、コミュニケーション機能を使うことにより、業務が早く・正確に処理され、内部での情報共有とお客様との意志疎通が良くなります。

さあ、これから、みんなで新しい「NEXI文化」を作りましょう。
今日、新しいメンバーが集まり、新しい体制でスタートします。新しい名前・ロゴで、新しいオフィスでのスタートです。新しい気持ちで、新しい「NEXI文化」を作りましょう。」

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