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岡田NEXIパリ事務所長のOECD輸出信用部会議長団への選出について


2008年5月22日

独立行政法人 日本貿易保険(NEXI)

独立行政法人日本貿易保険(NEXI)の岡田 江平(おかだ こうへい)パリ事務所長が、このたび、OECD輸出信用部会における選挙において、議長団の一員に選出されました。就任は本年6月に開催される同会合からとなります。
これにより、30年を超えるOECD輸出信用部会の歴史のなかで、事実上初めてのアジア出身の同部会の副議長となります。
岡田所長は、中国、インドなどのOECD非加盟国やNGOとの関係を主として担当する副議長として、前任のブレンダン・ベルン氏(豪外務省)を引き継ぎ、これらの関連会合等の議長を務めることとなります。

 

(参考)OECD輸出信用部会


OECD加盟国の公的輸出信用機関(日本で言えばNEXIやJBIC)は、輸出信用を付与するうえでの諸条件(金利、償還期間、諸手続き等)につき、1978年に締結されたOECD輸出信用アレンジメント(通称、OECDルール)を遵守する義務がある。
「OECDルール」は国際ビジネス環境等の変化を受けて常時見直しされているが、その審議や改正作業等を行う場がOECD輸出信用部会である。輸出信用 制度が欧州で生まれ発達した制度であるため、同部会では欧州の力が伝統的に強く、議長団メンバーも欧州諸国から選ばれることが多いが、今回初めて日本から 同部会の副議長として選出されることとなった。その理由としては、同じアジアの国として、中国など非加盟国とOECD諸国の橋渡しの役割を果たして欲しい という、日本への期待があるものと考えられる。
すなわち、近年、中国、インドなどOECDに非加盟の諸国の世界輸出に占めるシェアが急速に拡大し続けているなか、OECDルールに非加盟国を取り込ん でいくことが急務となっている。このため、加盟国と非加盟国の間での対話を進めていくことが、同部会の現下の最重点課題となっており、このことも非加盟国 との関係を担当とする議長団メンバーとして日本が選出されたことの背景にあると考えられる。

OECD輸出信用部会(ECG会合)と参加国会合の組織図

岡田NEXIパリ事務所長のOECD輸出信用部会議長団への選出について

OECD加盟国
現在、OECDの加盟国は以下の30か国。


(1) EU加盟国(19か国)

イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、フィンランド、スウェーデン、オーストリア、デンマーク、スペイン、ポルトガル、ギリシャ、アイルランド、チェコ、ハンガリー、ポーランド、スロヴァキア
(2) その他(11か国)

日本、アメリカ合衆国、カナダ、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランド、スイス、ノルウェー、アイスランド、トルコ、韓国
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