トピックス

2003年4月1日の制度改善実施項目


2003年3月24日

独立行政法人 日本貿易保険(NEXI)

  1. てん補率の拡大(中長期)
      4月1日以降に保険契約の内諾を行う案件を対象として、次のとおりてん補率の拡大を実施いたします。

    1. 貿易一般保険中長期・海外事業資金貸付保険 信用てん補率95%
        貿易一般保険中長期及び海外事業資金貸付保険については、信用危険てん補率を95%へと拡大いたします。なお、Non-L/G案件及びプロジェクトファイナンス案件については、下記(3)が適用されますのでそちらをご覧ください。

    2. ソブリン向けS/C(貿易一般保険中長期)、海外事業資金貸付保険 100%てん補
        上記1.に加え、ソブリン案件については以下の取り扱いを開始いたします。
      1. ソブリン向けS/Cについては、証券上は非常100%、信用95%となりますが、さらに、B/Cと同様に特約を付すことによって、全ての事故を非常危険とし、欠け目なく100%てん補することといたします。
      2. また、ソブリン向け海外事業資金貸付保険については、現在非常97.5%、信用90%となっているところ、同様に特約を付すことによって、全ての事故を非常危険とし、欠け目なく100%てん補することといたします。

         なお、100%てん補の場合でも、約款上の回収義務につきましては、引き続き、お客様にご負担していただくこととなります。

        【ソブリン案件】
        相手国政府(財政当局に限る。)又は中央銀行を支払人とする案件及び相手国政府(財政当局に限る。)又は中央銀行の無条件かつ取消不能L/G付き案件のこと。

    3. Non-L/G信用案件・プロジェクトファイナンス案件のてん補率拡大
        Non-L/G案件及びプロジェクトファイナンス案件の信用てん補率の上限を95%まで拡大いたします。

  2. 短期限度額設定型貿易保険(製造業用)の販売開始
      製造業向けに手続きが簡素な限度額設定型の短期貿易保険の販売を開始いたします。販売については損保会社を活用いたします。

  3. 短期総合保険の改善
      実績無しEF格バイヤー向け案件に係るてん補率90%とするオプションの設定、手続きの簡素化(スリーピングバイヤー制の採用、ユーザンス制限のオプション廃止、電子メールによる申請。)等を実施いたします。

  4. 短期外貨建特約
      外貨建ての輸出契約等に関して、保険事故が発生した場合の為替変動リスクをカバーするための外貨建対応特約を短期案件についても整備いたします。中長 期と同様、通常の保険料の27%の割増保険料を頂いた上で、保険契約締結時の為替相場の2倍までの支払保険金の変動のリスクをカバーいたします。

  5. 特別目的会社(SPC)への短期信用危険カバー
      SPC向け短期信用危険については、個別に審査した上で、個別保険にて信用危険を引き受けることといたします。なお、引受に際しては、付保率について は50%、保険料率については個別保険の信用料率又はその2倍を適用させていただきます。なお、原則として、輸出契約等の金額が50億円以上の案件を対象 とさせていただきます。

  6. 海外投資保険、質権設定案件への対応
      現行、質権が設定されている株式等への海外投資保険については、保険金の請求に際して、質権が解除されることを条件としています。しかしながら、今後は、同一案件に対して、海外投資保険と同時に、海外事業資金貸付保険等が付保されていること、又は通常の保険料の10%の割増保険料をお支払いいただくことにより、質権が解除されなくても保険金を請求いただくことができるよう運用を改善いたします。

  7. 国別引受方針の改正
      Fカテゴリーの国向けの引受方針については、案件枠の設定を前提としてL/C条件を廃止いたします。詳細はこちら

  8. 手続きの簡素化
      4月1日から、次の様式を(OCRシートからエクセルシートへ)変更いたします。なお、4月1日以降も、現在既にお持ちのOCRシートによりご提出いただいても結構です。
    • 貿易一般保険
      (危険・損失発生通知書、債権登録通知書、入金通知書、保険金請求書)
    • 輸出手形保険
      (損失発生通知書、入金通知書、保険金請求書、権利行使状況等報告書、終了認定申請書)
      また、新しい様式については、4月1日以降、ホームページ上にてダウンロードすることができます。
      変更される別紙様式リスト(保険種別)はこちら

 

以上

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